合気道 凱風館 会則
2005/04/01 制定
2013/06/22 改定
2015/01/07 改定
第一条・名称・組織・所在地
本道場は合気道 凱風館と称し、(財)合気会師範・多田宏先生の主宰する合気道多田塾に属する。
所在地を神戸市東灘区住吉本町2-11-4凱風館に置く。
第二条・会の目的
多田宏先生が開祖植芝盛平先生に就いて学ばれた合気道の技法・術理の理解会得につとめ、これをひろく普及すること。
稽古を通じて、門人ひとりひとりがその潜在的な心身の可能性を最大限に開花させること。
多田塾同門の道友諸氏との友誼を重んじ、同門互いに切磋琢磨すること。
第三条・役職と職掌
- 稽古指導・道場運営にかかわるすべての決定は師範がこれを専管する。
- 塾頭は師範を稽古指導・道場運営の両面において補佐し、師範の不在時にはこの職務を代行する。
- 師範は若干名の助教を任命し、師範不在の代稽古は助教が行う。
- 師範は稽古指導上の問題で意見を徴する必要があると認めた場合に助教会を召集する。
- 師範は道場運営にかかわる業務を専管する若干名の運営委員を任命する。
- 師範は道場運営上の問題で意見を徴する必要があると認めた場合に運営委員会を召集する。
- 稽古指導・道場運営上で師範を補佐する役職として、師範は必要に応じて、顧問・助教補その他の役職を指名する。
第四条・入会・処分・休会・謝金
- 入会希望者は、入会願に必要事項を記載し、所定の入会金を添えて師範に提出し、その許諾を得ることを要する。
- 本会則ならびに別紙に定める多田塾道場心得に違背した者、多田塾の品位を汚す言動のあった者は破門に処す。
- 長期にわたり謝金を滞納した者は退会に処す。
- 長期にわたり無届けで稽古を休んだ者は退会に処す。
- 事前に通告をなした者は休会扱いとし、休会期間は謝金を免ずる。
第五条・規定の改廃他
本規定および別に定める内規の改定は師範が助教会・運営委員会に諮った上でこれを決する。
道場心得
本会の道場心得は多田塾道場心得に準じる。
【多田塾道場心得】
- 礼儀作法は正しく、規律を守り、指導者の教えに忠実に従うこと。
- 道場に入場する時は、玄関で帽子、手袋、コート等をとり正面に一礼してから師範に来場の旨を述べ、更衣室で稽古着に着替えること。
- 稽古開始の時間に遅れたときは、呼吸法、鳥舟が終わるまでは入出場せず道場外で待機すること。
- 道場内ではお互いに和を尊び、明るくのびのびと稽古に励むこと。
- 稽古は真剣に、素直に行い、怪我過ちの無いように心がけること。
- 一人稽古を充分に行うこと。
- 人の技を批判しないこと。
- 杖、木刀を使用する時は、作法に則り正しく行うこと。
- 稽古着は常に清潔にすること。
- 稽古が終わったら必ず道場を掃除し、きれいな環境の中で稽古が出来るようにすること。
- 道場内は禁煙とし、酒気を帯びた者には入場を禁じる。
- 道場内での私語は稽古の妨げとなるので慎むこと。
- 見学者も道場内の秩序に協力し、見学の許可を得てから所定の場所で正座して見学すること。
- 他の道場に行き稽古をする時も、その道場の規則をよく守り、器物等には一切手を触れないこと。
【一般作法、畳の上での注意】
- 日常生活の言葉遣い、立ち居振る舞いと合気道の稽古とは、同じと心掛けること。
- 人前を横切らないこと。
- 扉の開け閉めの際には、前後に人がいないか気を付けること。
- 物を受け取る時、渡す時は両手で行うこと。
- 相手が畳に座っている時に、挨拶する、話をする、物を渡す時は、自分も座ること。
- 座った人の後ろに立たないこと。